こんにちは、マンゴー屋です。今回もマンゴーの栽培管理について、アウトプットしていきたいと思います。
内容については、沖縄県で行われたマンゴー栽培講習を参考にしています。
目次
- 葉芽の除去
- 花穂の吊り上げ
- 温度管理
- 施肥・潅水
- 受粉昆虫の発生
- 病害虫防除
①葉芽の除去
花房に同時に出てくる葉の除去のことです。1月に引き続き作業を行います。
葉芽の除去は花の成長も助けてくれるので、早めに実施することをお勧めします。
②花穂の吊り上げ
マンゴーの花穂は成長していくと、どんどん重くなり垂れ下がってしまうので、花穂の吊り上げを行います。
花穂もしっかり日照に当てることが大事なので、垂れ下がった状態にはしない。十分に日照が当たらないと、花の発育に悪影響を及ぼし不受精の原因にもなる。
③温度管理
開花に必要な温度は20~25℃となっており、満開からは25~30℃になるようにビニールハウスの開閉で温度管理を実施。
温度管理の目的は花粉の放出やハエ等の活動による受粉促進のためである。
④施肥・灌水
出蕾後は、花穂の成長促進、小花を充実されるために施肥と灌水を実施する。
極端に乾燥させないように、農地を回り適宜灌水を実施。3~5日毎を目安。
⑤受粉昆虫の発生・維持
受粉は風でも行われるが、それでは不十分なため、蜂やハエを利用し受粉率を高める。
開花期間中は常時、蜂やハエを活動させるように努める。
⑥病害虫防除
開花時期になると、炭疽病を中心に病気の発生が多くなるため、殺菌剤等を使用し病害虫の防除に努める。